キーワードフォルダとGoogleの比較
キーワードフォルダは2019年12月1日にてサービスを終了しました。
キーワードフォルダとGoogleを比較することは、平屋と高層ビルを比較するようなことですが、検索エンジンとして広く認知されているのはGoogleくらいですので、キーワードフォルダの特徴を説明するため仕方なくGoogleと比較をしたいと思います。
キーワードフォルダには未だ諸々の改良すべき点があり、細かな情報はWikipedia自体の限界もあります。
詳細設定をしないGoogle検索とキーワードフォルダを比較すると、広い知識分野を表すキーワードの中には、キーワードフォルダの方が知的欲求を満たしてくれるだろう場合があります。
例えば、
「仏教(キーワードフォルダ)」、「仏教(Google)」
「数学(キーワードフォルダ)」、「数学(Google)」
などを比較してみてください。
詳細設定をして、Wikipediaに検索対象を限定したGoogle検索とキーワードフォルダを比較すると、いくつかの観点(1キーワードの検索結果数、ページ表示速度、全文検索能力、PortalやCategoryページが含まれているなど)からGoogleの方が優れた点がありますが、関連検索についてはキーワードフォルダの方が検索の質と幅を広げられています。
「仏教(Google+Wikipedia限定)」
詳細設定のアクセスコストや関連検索の性能を考えると、Wikipediaのみを検索したい場合や特定の知識分野について全体像を学びたい場合にはキーワードフォルダを利用するメリットがあると思います。
ちなみに、Wikipediaが提供する検索エンジンは性能が良くありません。